· 

力が入りすぎてしまう

扉絵

身体に力が入りすぎてしまっている。

そんな場面であったり、そんな状態は思い当たるでしょうか。

 

身体は心とお互いに影響しあっていると考えられています。

心の緊張と身体の緊張は、連動することもあるのです。

自然なこと

なにかしら身体に力が入りすぎるというのは、

誰にでもあることです。

 

人によって、

「緊張してガチガチになる」

「つい力が入って、肩がこりがち」

「人前に出たら呼吸が浅くなる」

「リラクゼーションでもしないと、深く眠れない」

といったように様々なものでしょう。

 

身体は緊張したり緩和したりします。

それ自体、おかしなことではありません。

 

そんな身体と心には共通点があります。

それは、

どちらも自分のものとして使っていながら、

完全にコントロールしているわけではないという点です。

そしてそこには常に、いくらかの無自覚が含まれているのです。

意識をめぐらせる

身体や心に意識をめぐらせていく、

無自覚が減る体験をしていく、

というのが基本的に目指す方向性と考えられます。

身体と心の相互作用をつうじて

その方向へと進んでいくことでしょう。

 

ただし、

「やたらたくさん悩めば良いわけではない」のと同じで

「やたらと身体のことを考えれば良いわけではない」のです。

適度なバランスで無理なくが重要です。

 

ときに

それは繊細な取り組みになります

心にはおのずから

変化になじむまでの困難さや情報量での負担などが生じるからです

 

心理カウンセリングというと

悩みごとを相談するイメージが強いかも知れません。

ですが、同時に、

身体と心の感覚を扱うことでの有効な取り組みも

実際に役に立つ技法として心理学で研究されてきています。

 

身体と心になにが起きるのか」

無理なくじっくりと一緒に取り組んでいきましょう。

鹿野の顔写真

鹿野豪

公認心理師(登録番号 : 2225)

臨床心理士(登録番号:  17852)

>> はじめまして

川越こころサポート室のロゴ

※ 当ブログで記す 「心理カウンセリング」 とは

 川越こころサポート室が提供するものを想定しております。

 他機関の専門性を保証するものではないことをご了承ください。    


関連する心理ブログ

>> ブルース・リーの名言

↓川越こころサポート室についてのブログ一覧はこちら

心理ブログ一覧へ

↓心理ブログ一覧はこちら

心理ブログ一覧へ


電子書籍のご紹介

臨床心理学ってなに?の表紙絵

amazon kindle(電子書籍)にて発売中