次に、
心が不調におちいっている状態だとします。
それ対して、次のいずれかに分かれるでしょう。
・ 適切な対処をしている
・ うすうす気付いているけど対処には至っていない
・ 自覚は無くて対処もなんらしていない
対処しない人の気持ちも理解する必要があります。
対処しない人の気持ち
「心が病んでいる」と認めてしまうと、
自尊心が傷つくように感じられたり、
社会的な不利益を懸念されたりといった理由が
あるのかも知れません。
「お金がかかる」という心配や、
「相談に行って、逆に自分の気持ちを踏みにじられたりしたら
立ち直れない」といった怖さもあるでしょうか。
「周りを心配させたくない」と、つい我慢しがちな人もいるでしょう。
そもそも、どこに相談したら良いのか分からないのかも知れません。
また、
精神症状によっては自覚が欠けるという特徴もあります。
身体の病気ならすぐに病院に行くような人でも、
心のこととなると、放置する人はいるようです。
確かに、そのお気持ちも分かります。
心は目に見えません。そのため、放置がしやすいのです。
しかし、誰にも心はあるのです。
心の不調は、誰にでも起こり得るのです。
「あ、自分は病んでるのかなぁ…」
そんな気づきがあった時、
精神科 や 心療内科 といった 病院 や クリニック が
助けになることもあるでしょう。
医学的な治療が必要とされないタイプの人でも、
もしくは医療と併行して、
心の不調をおさめるために、
心理カウンセリング がお役に立つこともあります。
踏み出す勇気がいるかも知れません。
ですが、
「心が病んでいる」といったように
心の不調が思い当たるのであれば、
早めにどこかに繋がっていただければと思います。
なお、川越こころサポート室にいらっしゃるのは、
「心が病んでいる」とおっしゃる方ばかりではありません。
心が病んでいても、
いなくても、
「より心を活かしたい」という目的は同じなのです。
「今後の人生で心が病むのを防ぐために」というように
予防的に利用される方や、
「普段から心に余裕をもって判断ができるように」といった
補助をお求めの方にも、
サポートをしていきます。
※ 当ブログで記す 「心理カウンセリング」 とは
川越こころサポート室が提供するものを想定しております。
他機関の専門性を保証するものではないことをご了承ください。
鹿野 豪
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