ご飲食について・川越こころサポート室

扉絵

主にカウンセリングを迷われている方に、

川越こころサポート室を知っていただくためのお話です。

室内でのご飲食

「カウンセリングの時間の前に食べるヒマが無かった」

という方もいらっしゃるでしょう。 

 

川越こころサポート室では、

おにぎりやサンドイッチなど、

匂いの残らないものでしたら持ち込んで

ご飲食いただいても大丈夫です。

お茶とお菓子

こちらのサービスとして

お飲み物とお菓子をご用意しております。

 

個人的に不要であれば「不要」とお伝えください。

また、一度は「不要」とされても

改めておっしゃっていただければご用意いたします。

 

摂食障害など事情のある方にとって「目に毒」という場合も考えられます。

お菓子が視界に無い方がよければ、外すようにいたします。

 

他のカウンセリング機関では、

あるところ無いところがございます。

あえて調べてはいませんが、

日本国内では用意されないところの多い印象があります。

おもてなし

川越こころサポート室では、

カウンセリングにかようこともまた

生活の一部と考えています。

カウンセリングでお茶やお菓子が用意されているのも、

おもてなしのひとつと思っていただけるとさいわいです。

 

病院を受診してお茶が出ることはなくても、

友人の家に行ってお茶が出ることはあるのかも知れません。

後者のようなイメージです。

 

カウンセリングに訪れる全ての方がそうとは申しませんが、

生活の中で誰かのおもてなしを受ける機会が無かったり、

ちょっとしたホッとするやりとりが失われているのだとしたら、

私はこれも心をあたたかくしていくサポートのひとつにしたいのです。

専門的な話

蛇足ですが、

心理カウンセラーの方々向けの専門的な

心理学の話をいたします。

一般の方々は、ここは読み飛ばしていただいて結構です。

 

心理学では、

過去に誰かしらに対して覚えた感情を

カウンセラーに向けて再体験・再燃するという現象に注目し、

「転移(てんい)感情」と呼び、

その洞察に心を深く理解する可能性が広がっている

という考え方があります。

 

川越こころサポート室のおもてなしに対して、

「陰性の転移感情を検討することは有効なのに、

本来のその感情を感じにくくさせる」

つまり「ネガティブなことを封じる雰囲気にさせる」

という指摘を受けたとしてもおかしくありません。

 

ただ、その指摘はあたらないと考えています。

常識の範囲内でのおもてなしがあり、

信頼関係が築かれていった間柄に

転移感情を一緒に検討する可能性は残せると考えるからです。

むしろ「安心してネガティブなことでも言える」というのが

目標のあり方です。

 

カウンセリングにいらっしゃる方にとって

本筋から逸れること無く

有意義な時間を提供できると考えています。

鹿野の顔写真

鹿野豪

公認心理師(登録番号 : 2225)

臨床心理士(登録番号:  17852)

>> はじめまして

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