サポート終了のタイミング・川越こころサポート室

扉絵

カウンセリングを迷われている方に、川越こころサポート室を知っていただくためのお話です。

カウンセリングの終了のしかた

いずれはカウンセリングに終了の時がくるのだとします。

 

どのようにカウンセリングを終えるのか、

ご希望やご都合、イメージがあればお伝えください。

回数であったり、時期、目的、あるいは特に決めない、なんでも結構です。

ご希望にそうようにいたします。

 

カウンセリングにはある程度、

そののちの生活に繋がるような終わり方というものがあります。

「カウンセリングの卒業」とも言われるものです。

  

初めは、どのように終えるのかイメージが無くても構いません。

途中で思いついた時には、早めにお聞かせ願います。

ある回の最後に「今日で終わりにするつもりでした」というのでは

 

終わり方もままならなくなるからです。

 

終わり方についても相談しつつ決めていければと思います。

報告回

川越こころサポート室では1回、報告回というものを提供しております。

これは独自の仕組みです。

 

継続したカウンセリングを終了したあと、日常を過ごし、後日に報告回をもつことができます。

また、継続したサポートを卒業される時、その最後の回を報告回とできます。

 

報告回(1回)は無料です。

報告回の意味

終わり方が大事ということと、報告回が無料であることはお伝えしました。それらの意味について書きたいと思います。

 

例えば、風邪で病院を受診したという話を想像してみましょう。

そのあと風邪が治ってしまえば、あえて病院に報告に行くことはしないのだと思います。

再診料もかかりますし、

お医者さんの側も「治りました」といった報告を聞くことは無いのが普通です。

 

心については、そういうものとは思えないのです。

 

「心の整理がついたから、もう大丈夫」

「問題が解決したから、ストレスが無くなった」

そうは言っても、その思いを報告しに来ていただきたいのです。

 

そこから生まれたのが「報告回は無料」という仕組みです。

アフターケアと呼ばれるものに近いかも知れません。

 

必ずしも「うまくいっている」といった報告である必要はなく、

「まだいくつかの点は、悩みながら取り組んでいる」といった報告でも、充分だと思います。

 

カウンセリングの最後、もしくは後日にそろそろと思ったタイミングで、

ぜひ、報告回をご活用ください。

鹿野 豪 (公認心理師・臨床心理士)

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