今日は 『愛着』 という言葉を
心理学の視点から解説していこうと思います。
様々な愛着
お気に入りのバッグという、物への愛着。
古い映画館といった、場所への愛着。
夕暮れ時という、時間帯への愛着。
「あの子は母親に対する愛着が強い」という、人物への愛着。
一緒に住んでいる、ペットへの愛着。
いろいろな愛着があります。
音や味にまつわる愛着もあるでしょう。
いずれも、
親しみを感じ、強い愛情が湧き、大事に思っているのが分かります。
愛着の意味
心の支えや励みとしていたり、
癒されていたり、
安心の拠り所にしていたり、
なにかしらの判断の指針としていたり、
その人らしさの一部になっていたりといったような、
意味があるのかも知れません。
個人的に、大事な存在なのです。
愛着の現実
現実は、思い通りにばかりはいきません。
愛着を覚えている相手との関係性、
上手な距離感というのは、重要になるでしょう。
それに、喪失や失望に苦しむ場合もあり得ます。
思いが伝わらないと、つらくもなります。
愛着とカウンセリング
苦しくなったら、
愛着の思いや愛着を覚えている相手との関わりをテーマに
心理カウンセリングを受けることを
考えてみてはいかがでしょうか。
愛着は、心を活かしもするし、苦しめもするのです。
鹿野 豪
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